結婚式エンドロール制作|両親への感謝を伝える感動映像

「結婚式で自分達を大切に育ててくれた両親に感謝の気持ちを伝えたい」
そんな想いを持たれている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
今回ご紹介するのは、新婦様の幼少期のホームビデオとご両親への感謝の手紙を組み合わせた結婚式のエンドロールです。
何でもなかった日々が、振り返るとかけがえのない宝物だったと気づくことがあります。
28年前、お父さんとお母さんが呼んでいた娘の名前 — その呼びかけに28年後の花嫁となった新婦様が答える。
そんな時を超えた親子のやり取りを一つの映像にいたしました。
本作はInstagramでも約600万回以上再生され、多くの反響をいただいています。
今回は、その制作の背景や私が映像に込めた想いについてお話しします。
ご依頼の背景|ご両親に感動してもらいたい
今回のエンドロールは、新郎新婦様からの「両親へ感謝を伝えたい」というご希望から始まりました。
ご両親へ届ける感謝の手紙を軸に、幼少期の写真や記録映像を組み合わせていく構成を考えることにしました。


ご家族が長年撮りためてこられたホームビデオは膨大な時間でしたので、その中からいくつかを選んでいただきました。
エンドロールの構成を考えながら映像を丁寧に確認していた時、私の目を強く引く場面がありました。
それは、新婦様が生まれる前のお父さんとお母さんの姿でした。

まだ娘が生まれていない頃 ― これから生まれてくるわが子を待ちわびているご両親の姿。
私はウェディング映像を制作する際にこれまでにも数多くの幼少期映像を見てきましたが、誕生する前のご両親の様子が残されている映像はあまり見たことがありませんでした。
そこで今回のエンドロールは「誕生」を一つのテーマにして構成を組み立てる事に決めました。
制作の舞台裏
①生まれる前から始まっていた物語
今回使用した楽曲は桑田佳祐さんの『明日晴れるかな』です。
この楽曲の持つエモーショナルなエネルギーを最大限に活かすため、大サビ直前に新婦様からお母様への感謝の言葉を配置しました。

そして、バージンロードの扉が開くその直前 ― 映像は突然、28年前の出産の日へとフラッシュバックします。

お父さんとお母さんが、赤ちゃんの誕生を待ちわびていた頃。
そして、ようやく生まれてきた日のこと。

この場面では、現在のご両親にも当時のことを振り返っていただき、生まれた時の気持ちをお話ししていただきました。

28年前の初々しい映像の上に、ご両親の28年分の想いが詰まった今の声が重なる。

そして再び音楽が立ち上がり、生まれたばかりの赤ちゃんの姿から、現在のバージンロードの扉が開く瞬間へとオーバーラップしていきます。

②一番伝えたかったのは、幼い頃の「声」

今回の制作で私が特に大切にしたのはホームビデオに残されていた声です。
皆さんは幼い頃の自分のことをどれくらい覚えているでしょうか?
1歳や2歳の頃、自分がお父さんやお母さんにどんなふうに甘えていたのか —
どんな声で名前を呼ばれていたのか —
きっと覚えていないと思います。
しかし、記録映像の中にはその確かな愛情の日々が残っていました。
赤ちゃんが寝返りをする。
たったそれだけのことで、お父さんとお母さんが本当に嬉しそうに笑っているのです。
「かわいい!!」
そんな声や笑い声が何度も聞こえてきます。
私自身も子どもがいるのでその気持ちはよく分かります。
子どもが初めてできたことを、ただ純粋に喜ぶ —
特別な言葉をかけようとしているわけではなく、ただ思わず声が出てしまう —
そんな日常の中にこそ、親の愛情がそのまま表れているように感じました。
大人になった新婦様にとっても、自分がこんなにも無邪気に甘えていたことやご両親が恥じらいもなく愛を注いでくれていたことは知らなかった自分の姿だったのかもしれません。
だからこそ、当時の声をできるだけ大切に残したいと思いました。
言葉で説明するよりも、あの頃のお父さんとお母さんの声を聞いてもらうこと。
それが、28年間の愛情を伝える一番の方法だと思ったからです。


③編集のこだわり|28年前の声に、今の新婦様が答える
もう一つ、今回のエンドロールで特にこだわったのが、最後のアウトロです。
アウトロとは楽曲の大サビが終わったあとの締めくくりの部分です。
私は普段からこのアウトロをどう終わらせるかをとても大切にしています。
大サビで感情が大きく動いたあと、関係のない映像を入れてしまうと、それまで積み上げてきた気持ちが途切れてしまうことがあるからです。
だからこそ、最後まで一つの物語としてつながるように構成したいと特に細心の注意を払いました。
今回選んだのは、28年前のホームビデオに残っていた、ご両親が娘の名前を呼ぶ声でした。
お父さん「みさ・・・」、お母さん「みさちゃーん」


その声に、28年後の新婦様が「パパ」「ママ」と答えるように編集しました。


28年前のお父さんとお母さん。
そして今、結婚式を迎えた娘。
時間の違う3人の声が、一つの映像の中でつながります。
最後は「28年間本当にありがとう」という三人の声を重ねて感謝の言葉で締めくくりました。

あの頃と今が、ほんの一瞬だけ重なる — そんな終わり方にしようと構成を考え抜きました。
完成動画|『明日晴れるかな』結婚式エンドロール
それでは、ご両親の声や幼少期の何気ない日常、そしてラストの28年越しのやり取りにぜひ注目してご覧ください。
Instagramで約600万回再生|なぜ、この日常が人の心を動かしたのか
このエンドロールはInstagramで約600万回以上再生されました。

正直なところ、なぜこれほど多くの方に見ていただけたのか、私にもはっきりとした理由は分かりません。
映画のような劇的な展開があるわけでもなく、誰かにしか経験できない珍しい出来事があるわけでもありません。
そこにあるのは、赤ちゃんが生まれ、家族が喜び、一緒に笑いながら過ごしてきた28年間です。
お父さんとお母さんに抱っこしてもらった日 —
名前を呼んでもらった日 —
一緒に笑っていた日 —
当時はきっと何でもなかった日常だったと思います。
でも28年という時間が経った今、振り返ってみると、その何でもない日々が、とても愛おしいものに感じられます。
子どもは成長し、やがて親の手を離れていきます。
それは嬉しいことでもあり、少し寂しいことでもあります。
あの頃と同じ時間がもう一度戻ってくることはありません。
だからこそ、そこに残されている声や笑顔が、こんなにも美しく感じられて多くの人に見られたのかもしれません。

撮影データ
- 撮影地: THE TOWER HOTEL NAGOYA
- BGM: 桑田佳祐『明日晴れるかな』
- 撮影プラン: 結婚式エンドロール制作
まとめ|何でもない日々こそ、美しい
結婚式の映像を制作していると新郎新婦様から
「私たちには特別なエピソードがなくて……」
と言われることがあります。
しかし、私はそういうお話を聞くたびに思います。
特別なドラマがなくても、今日まで生きてきた日々がある。
誰かと笑ったこと —
家族と過ごしたこと —
当たり前のように繰り返してきた毎日 —
その一つひとつに、きっと大切なものがあると思うのです。
今回の作品も何か特別な出来事を描いたわけではありません。
28年間の、ごく普通の家族の日常をつないだ映像です。
しかし、その積み重ねがこんなにも美しい — そんなことをこのエンドロールを通して感じていただけたら嬉しく思います。
「何でもない日々が、こんなにも美しい」
それを映像で伝えることが、私の仕事なのかもしれません。
岩田屋では、一組一組のこれまでの日々や、ご家族との関係を大切にしながら、心に残るウェディング映像を制作しています。
幼少期のホームビデオや写真を使ったエンドロールについても、お気軽にご相談ください。
岩田屋のこだわり|自己紹介
岩田屋の岩田隆彦です。
私はただ「綺麗でおしゃれな映像」を撮るだけのビデオグラファーではありません。
お客様の人生の背景にあるドラマを描き、見てくれる人の「感情を爆発させる映像」を作ることに、こだわりを持っています。
この動画では、私がなぜそこまで映像制作にこだわるのか、そして私にとって「生きることそのもの」である映像制作への想いをお話しさせていただきました。
あなたの大切な人生のひと時、ただの記録ではなく、一生心に残り続ける「感動」として、ぜひ一緒に残させてください。
料金プラン
岩田屋では、「基本料金は安いけれど、後からオプションでどんどん高くなる」といった分かりにくい料金体系は採用しておりません。 お客様の「こんな映像を残したい」というご要望とご予算を丁寧にお伺いし、最適なプランを都度お見積りさせていただいております。双方が内容に納得してからのご契約となりますので、ご安心ください。
以下は、過去のご依頼を元にした「参考価格」となります。まずはお気軽にご相談ください。
ベーシックプラン
最もオーソドックスな通常プラン(一番人気)
100,000円 (税別)~
- お支度からお見送りまで、1日の物語を丁寧に紡ぎ、感動的なダイジェスト映像として仕上げます。
- 「結婚式の記録ビデオ」や「各種イベントのドキュメンタリー」など、半日程度の撮影に最適です。
ライトプラン
予算を抑えたい方向けのシンプルプラン
50,000円 (税別)~
- 限られたお時間の中での撮影に最適です。
デラックスプラン
様々なオプションを組み込んだ充実プラン
150,000円 (税別)~
- よりクオリティが高く、演出にもこだわった一生モノの映像作品をご希望の方におすすめです。
マックスプラン
完全オーダーメイド・要相談プラン
都度見積もり
- 構成の企画段階から入り込み、目的を達成するための最適な映像をプロデュースします。
- 「企業向けのプロモーションPV」や「複数日にわたるドキュメンタリー撮影」など。
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